自費補綴物への6つのこだわり
セラミックは全て
専門のセラミストが作成
セラミックは全て、歯科技工業界に数%しかいないセラミスト(セラミックの色や質感まで考慮して専門的に制作することができる優秀な歯科技工士)が作成します。必要に応じて、セラミスト立ち合いの下、色や形を決めていきます。
全ての歯科医師が
等しく高い技術で作成
全ての歯科医師が等しく高い技術で補綴物の作成を行うことができるように、独自の教育システムをクリアし試験に合格した歯科医師のみが作成を行います。歯科医師同士で模型の採点を行うなど常に技術向上のための取り組みを行っています。
厳選した材料や機材を使用
セラミックの被せ物を1本作成するのに、約75種類の材料や機材を使用します。製作物の持ちや患者様の快適さを重視し、良い材料だけを使用するようにしています。
プロによる精密で完成度の高い技工
当院が提携している技工所には、過去ワールドデンタルショーで開催された技工の技術を競うコンテスト、「デジタルカービングコンテスト」で優秀賞を受賞した技工士も在籍しており、患者さんひとりひとりに合った技工物を、一つずつ丁寧に作成します。
精密で完成度の高い技工物は、見た目の美しさはさることながら、脱離などのトラブルも起こりづらく、使用感も非常に優れていると言えます。
安心の保証期間
お付けして全て終わりというわけではありません。定期的に正しいプロフェッショナルケアを行い、よい状態で使えているか確認を行います。お付けしてから5年間は保証期間とし、不具合があった場合は責任を持って対応させていただきます。
拡大鏡・マイクロスコープを使用した精密な診療
より適合性のよい補綴物を作成するため、診療中は拡大鏡やマイクロスコープを用いて、裸眼では確認しにくい細部の精度を高め、補綴物の型取りを行っていきます。
審美治療とは
口元からの笑顔を含めたトータル的な“美”
第一印象が全てではないとは言いますが、誰しも初対面の人には印象が良くありたいと思うものです。
好印象を与えるのはもちろん笑顔。そして笑顔でポイントになるのは、やっぱりキレイな白い歯ではないでしょうか。
欧米諸国では、ビジネスを行なう上では歯がキレイであることはマナーであるとも言われています。 日本でも近年、美容への意識が高まっていますが、人体において“美”を追求していくとそこには、機能、構造、生物学的な要素が満たされて初めて審美的要素の確立がなされることが分ります。
歯科の分野においても、審美治療は歯を白くするなど、見た目に対する治療だけと取られがちですが、口元からの笑顔を含めたトータル的な“美”を創り出すの も審美治療の成せる処であり、そのためには歯を支えているアゴの骨や歯の周りの歯肉組織、咬み合せなどの機能面の調和が取れていることが必要です。
当院では、患者さまの主訴が前歯の見た目だけの問題であったとしても、初めて来院された患者さまにはトータル的な検査を受けて頂きます。見た目の美しさはもちろん、長期的な維持と健全に咀嚼器官として機能するためには、多様な見地からの現状把握により治療方針を決定する必要があるからです。私たちが目指す処は患者さまが期待する以上の物を結果として提供することです。その為には、総合的な治療を行うことが美しさを得るための近道でもあると考えています。
審美治療の流れ
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Step1
初診時
カウンセリングを行った上で、痛みの除去などの応急措置をします。
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Step2
検査・診断・治療方針立案
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Step3
コンサルテーション・インフォームドコンセント
治療についての説明を詳しく行い、治療に入る前に患者さまから同意をいただきます。
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Step4
治療方針の決定
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Step5
初期治療
虫歯や病巣の除去を行います。
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Step6
補綴前処置
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Step7
プロビジョナルレストレーション
仮歯による最終形態・咬合の安定の確認を行います。 -
Step8
審美補綴治療
歯科医師と歯科技工士による総合的なアプローチを行うことにより、レベルの高い詰め物が完成します。
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Step8
メンテナンス
審美治療の種類
オールセラミックスについて
利 点 | 高い審美性・生体親和性・強い強度 |
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欠 点 | 一部の製品の強度・技術制度の高さ |
内側に金属をかえさず、全てがセラミックで作られているため、光の透過性もよく、天然歯の歯のような透明感が得られ、歯と歯茎の間も自然に見えます。金属を全く使っていないため、金属アレルギーの患者さまにも安心して使って頂けます。審美的に最も優れた材料です。
上の写真は左がオールセラミック、右がメタルボンドです。被せ物の中から光を当てています。右のオールセラミックは光を通していますが、左のメタルボンドは光を通さず暗いままです。要するに…前歯は周りから光が入りやすく、天然歯は光を通すので、光が当たっても光を通さないメタルボンドよりオールセラミックの方がより天然歯に近いと言えます。
ポーセレンラミネートベニア
利 点 | 大きく削らなくていい・色調改善・歯冠の形態修正・歯列不正の改善ができる |
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欠 点 | ハセツ・辺縁漏洩・歯自体の色の改善が必要(歯の色を拾う) |
歯の表面の0.5〜0.7mmと薄く削り、薄いセラミック製のプレートを貼付けます。隙間の開いている歯の隙間を埋めたり、小さい歯を大きくしたり、変色している歯を治したりできます。できるだけ歯を削らずに審美的改善が可能です。歯を削る量が少ない分、ケースによっては適応できない事があります。
メタルボンド
金属のフレームの上にセラミックを焼き付けています。長年使っていても変色はありませんが、歯肉との境目が黒く見える事があります。当院では、金属フレームが2種類あります。金主体のフレームとその他の金属の合金のフレームの2種類あり、金主体のフレームの方が適合性・生体親和性に優れています。強度が強いため咬む力が強くても適応可能です。
セラミックスインレー・ハイブリットインレー
金属の代わりにセラミックスもしくはハイブリットセラミックス(セラミックにプラスチックを混ぜたもの:経年的に着色してくる)の白い詰め物をする事で歯の本来の白さを取り戻し、自然な口腔内に戻ります。保険の金属で起こりえる金属アレルギーも無く、安心です。
その他の治療の種類
治療費(全て税込価格)
詰め物(インレー)
種類 | 特徴 | 金額 |
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ゴールドインレー |
・ 適合性に優れている ・ 天然歯に近い硬さなので対合歯を傷めにくい ・ 金属アレルギーの心配が極めて少ない |
¥66,000~¥99,000 |
セラミックスインレー |
・ 透明感があり最も自然の歯に近い ・ 金属アレルギーの心配がない ・ 歯と強固に接着するため、治した部分から虫歯になりにくい |
¥82,500〜¥121,000 |
ハイブリットセラミックスインレー |
・ セラミックス素材には劣るが透明感があり自然の歯に近い ・ 天然歯に近い硬さなので咬み合わせの歯に負担をかけにくい ・ 金属アレルギーの心配がない ・ 歯と強固に接着するため、治した部分から虫歯になりにくい |
¥66,000 |
注意点
ハイブリットセラミックスインレーとは、セラミックスとプラスチックを混ぜ合わせたものでプラスチックの吸水性のため経年的に変色が生じてきます。
被せ物(クラウン)
種類 | 特徴 | 金額 |
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ゴールドクラウン |
・ 適合性に優れている ・ 天然歯に近い硬さなので対合歯を傷めにくい ・ 金属アレルギ―の心配が極めて少ない |
¥132,000 |
ハイブリッドクラウン |
・ セラミックス材料には劣るが透明感があり自然の歯に近い ・ 適度な硬さなので、対合歯に負担をかけにくい |
¥110,000 |
メタルセラミックスクラウン |
・ 透明感があり自然の歯に近い ・ 変色、劣化しにくい ・ 金属アレルギーの心配が少ない ・ 適合性が優れている |
¥132,000 |
オールセラミックスクラウン |
・ 透明感があり最も自然の歯に近い ・ 変色、劣化しない ・ 金属アレルギーの心配がない ・ 適合性が優れている |
¥148,000〜¥170,500 |
治療に伴うリスク
破折、色調の再現に限界があります。